[アニメ感想] デュラララ！！ 第6話 「東奔西走」

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ここ暫く、池袋から渋谷の間で失踪事件が増えていた。消えるのは地方から家出してきた者や不法滞在者など、消えても跡が残らない者達。そして今日も、人間狩りをするために鉄パイプを片手に獲物を探す若者達が、不法滞在者が隠れ住むある廃ホテルに侵入した。逃げ惑う人々を「商品」と呼び、楽しみながら捕まえる彼らが口にする“納品先”とは。そして捕まった者を助けるために立ち上がった、意外な人物達とは――。

脚本：太田愛　絵コンテ：松尾衡　演出：古谷田順久　作画監督：田中織枝

池袋の光と影

先週は忙しくて感想書けなかったけど、ひとこと書くなら「大胆な構成だった」ということ。
そして、今回も原作を最大限に生かした脚本構成には驚くばかり。

前回の続きで話が展開して行く…と思いきや、また違うエピソードｗ
ドタチンこと門田とその仲間（まとめるｗ）が攫われたカズターノを助けるというお話。
カズターノ事件と呼ばれる今回の話だが、原作には大まかなあらすじしかなく、ほとんどが新規で追加されたエピソードです。
原作を改変するというのはたまに見かけるけど、原作を補完するアニメというのは珍しいですね。
原作を途中まで読んでいる私にとってみれば、１話から非常に面白い展開が続いておりますｗ

カズターノは消えてもバレない存在として攫われましたが、その理由というのが人体実験に用いるため。
噂になっている失踪事件とはこの誘拐のことだろう。
人間なら誰でもよさそうな感じでしたが、１０代女子は２割増しというのが引っかかる。
１０代女子のサンプルがほしいということでしょうが、一体何の実験？
そして、攫えと指図したのが誠二の姉である矢霧波江。
とりあえず、ブラコンなことはよーくわかったｗ
OPにも出てくる人物なだけに、重要な人物になってくると思うので注目したい。

ダラーズのメンバーが明かされたのは今回が初めてかな。
前にドタチンたちがダラーズについて知っていることはほとんどないと正臣に言っていた。
そう、自分たちがダラーズに所属しているにもかかわらずだ。
どの様な組織かほとんどわからないし、トップを知っている者はいない。
なのに、「ダラーズ」という組織名だけが一人歩きしている。
これはトップが自由にさせているからなんだろうけど、あまり組織力のあるチームとは思えないなぁ…。

帝人や正臣は学生、新羅は闇医者、セルティは運び屋、静雄は借金取り（？）、臨也は情報屋、サイモンは寿司屋…とみんな何かしらやっているが、ドタチン達だけが何もしていない。
ドタチンがトイレの内装工事をしてましたが、トップが不明のダラーズの仕事とは思えないし、これはドタチン個人の仕事？
普段は何をやっているのかが気になります。特に狩沢と遊馬崎の２人。

拷問シーンは残念ながらカットでしたか…。
撲殺天使ドクロちゃん、ロウきゅーぶ、れでぃ×ばとの３冊は確認できたが、これらがどんな拷問に繋がるんだろうかｗ
ロウきゅーぶの拷問とか見たかったなｗ

少しだけ出てきたハシムという少年にも、なにかしらのエピソードが用意されてそうだ。
今回のカズターノや２話の神近莉緒のように、名前あるキャラは全員利用してるからね。

今回、絵コンテを担当した松尾衡さんは「紅」や「夜桜四重奏」などでプレスコ方式を用いたことで有名な方ですね。
というか、それぐらいしか知らないけどｗ
絵コンテだけなのでプレスコはやってないし、あまり特徴的な絵コンテでは無かったような？

パスワードは「baccano」ってｗ


▼次回、第7話 「国士無双」
２回ほどやりました（麻雀の話ですｗ
シズちゃんが主役回かな？

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