[アニメ感想] オオカミさんと七人の仲間たち 第3話 「おおかみさんうさぎとかめの醜い争いに争いに巻き込まれる」

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ある日、おおかみさんとりんごさんと亮士くんが御伽銀行に向かっていると、
浦島さんが助けを求めてあたふたと走ってきました。
どうやら宇佐見美々さんと乙姫さんが何やら揉めているとのこと。
浦島さんから二人の過去の因縁、そしてミス御伽学園コンテストで
どちらが一位になるか勝負をすることになった経緯を聞いていると、
突然依頼をお願いするために乙姫さんが現われたのでした。

久々のくぎゅうううううう
最近くぎゅの声を聞いていない気がしたのでｗ

■うさぎとかめ
サブタイで「うさぎとかめ」の話と聞いて、有名なイソップ寓話を元にした話になるのかなと思っていたら、中身は全く違いましたね。
始めはどんぐりの背比べみたいで、そこに巻き込まれてしまっている浦島が可哀想に思えてしまった。
だけど、乙姫に一票の重みを教えた浦島のセリフはカッコよかったなぁ。
様々な部活動に借りを作って乙姫に一票だけ入り、美々には一票も入らないようにしたということは、乙姫の願い通り一位にすることもできたはず。
それをしなかった頭取は過去を気にせずとも身近に乙姫を大切にしてくれる人がいるということを伝えたかったのだろう。
仲間のためなら貸しを作ってでもやってしまう頭取はなかなか良い人なのかもしれない。

■御伽銀行のルール
第３話にしてようやくこの作品の肝かもしれない借りを返したというのが描かれたわけですが、いまいち面白みはなかったなぁ。
今回の場合は貸すところを描いていないので当たり前なのだが、そろそろ貸し借りの両方を描いて欲しいところ。
あと、御伽銀行ってメンバーでも利用出来るというのが意外でした。
今回の場合は当初の乙姫の依頼が達成されていないわけだけど、これでも借りを返さないといけないのだろうか？

■今回のナレーション
第２話と比べてツッコミが少なくなり、セリフと被ることもなかったので良かったと思う。
ナレーションでピー音を入れるというのは新鮮で面白かったｗ
今後も今回のような感じで、さらにプラスアルファ変わったことをしてくれるといいなー。
そうなれば、ナレーションが特徴的な作品として語られると思うんだけど…。
まぁ、ナレーションだけって言われるのもあまり良くないけどｗ

■滑らかに動く髪の毛が特徴的
作監＆原画：田中宏紀、作監補佐＆第二原画：冨岡寛というのは見る前から知っていたので、キャラの動き（特に髪の毛）に注目して見ていました。
案の定、林檎が弁当を持ちながら歩いていたシーンから髪の毛が動く動くｗ
ただ動くだけではなく、髪の毛は細かく線が入っているのも特徴的。
田中作画を見るのは聖痕のクェイサー第14話以来かな。
今回はアクションシーンが無いのが残念だったけど、また担当してくれそうな気がするので今度に期待しておくことにする。


▼次回、第4話 「おおかみさんとおつう先輩の恩返し」

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