[アニメ感想] ヨスガノソラ 第1話 「ハルカナキオク」

タイトル未定 (2010/10/27) eufonius 商品詳細を見る

穹が可愛すぎて生きるのが辛い

遅くなりましたが今期１つ目です。
原作は橋本タカシと鈴平ひろの絵が好きで買いましたが、未プレイですｗ
応援したい作品ですのでこれからも感想書いていきます。

物語は２人っきりの車両の中から始まる。
まず、二人席を向かい合わせてその対角線上に座るという近いようで少し遠い距離感がこの兄妹の関係を表しているように見える。
素っ気ない態度でポッキーを受け取ったり、少しツンっとした返しをしたりというのもまた同じ。
でも、そんな穹に初っ端から興味が湧いてる自分がいますｗ
また、壮大な音楽や広大な空模様は同じエロゲ原作の「ef - a tale of memories.」を彷彿とさせ、この１分半のアバンだけで期待感はぐっと高まりました。

近いようで少し遠い距離感というのは本編に入ってからも描かれていて、服の裾をちょこっとつまんだり（これがそそるｗ）、話せば聞こえる距離なのにメールをしたり…こういう細かいところを演出で上手く表現出来ている点が良い。
しかし、実際はもっと親密な距離感だというのが自転車に２人乗りしたときの穹の視線や表情でようやくわかったが、こんなのはまだ序の口だった…。

話の導入としては、両親が事故で亡くなり、４年前に住んでいた町に再び戻ってきてここで暮らすことになったという感じ。
穹にとってこの引越してきた町は田舎過ぎたり、あまり良くない思い出があったり？であまり乗り気ではなかったようだ。
そんな町でこれからどう過ごしていくかがこれから描かれるでしょう。

穹だけでなく他のヒロインにも第１話からフラグを立てる主人公というのがいかにもエロゲ原作っぽい。
穹ルートを描くことは間違いないだろうし、他のヒロインが兄妹との関係にどう絡んでくるかでさらに面白くなりそう。
今回は隣に住んでいる奈緒との自転車２人乗りを穹に見られて、軽く嫉妬、さらにはこれがその後の夜這いへの引き金となっているようにも考えられるので、こういう描写をもっと期待したい。

実妹との恋愛をどう描くかがこの作品のテーマだろう。
それをこの第１話から上手く描いている。
過去の描写ではあるがさっそくキスシーンをやったり、それを思い出して穹が椅子で回転しながら１人で行為に及んだりともうぶっ飛んでいるｗ
さらには、本編最後に雷雨の中穹が夜這いをしに来るところまで描かれている。
最後の雷が実妹との行為に及ぶかどうかという禁忌の瀬戸際に立たされている悠に対して危険を表しているというのも面白い演出だ。
そして、この雷がCパートにも繋がり…ってなんだこのネタパートはｗ

放送前の断片的な情報からあまり期待せずに見たのですが、非常に楽しめました。
これからも面白い演出を用いて、この調子で兄妹の関係を描いて欲しいです。


▼次回、第2話 「アキラハズカシ」

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