[アニメ感想] STAR DRIVER 輝きのタクト 第2話 「綺羅星十字団の挑戦」

STAR DRIVER<スタードライバー>輝きのタクト 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] (2011/01/26) 宮野真守早見沙織 商品詳細を見る

『綺羅星十字団』との接触から翌日。タクトはスガタの紹介で、演劇部『夜間飛行』の元を訪れる。
その頃、南十字島の地下では綺羅星十字団の総会が開かれていた。現在リーダー不在状態である彼らは、実質的に組織をまとめているヘッドの提案により、銀河美少年・タクトの操るタウバーンを倒した者が、旅立ちの日まで組織のリーダーとする事を決める。そして早速、綺羅星十字団の一隊『フィラメント』が動き出した。

君の銀河はきっと輝く！

ボンズ作品によく出てくる小動物は今回も愛らしいなぁ。

第１話では多くの謎を提示しつつもクオリティの高い戦闘シーンやタクトの持つキャラクター性でインパクトを残したが、今回はその謎の解説が多かったように思う。
初見で多くの視聴者の目を釘つけにするために作られている第１話と比べると視聴中の面白さは減ってしまっているのは仕方ない。
その代わりに、今回新たに提示された謎や新登場のキャラクターたちのおかげで今後の展開を色々考えられるため、これはこれで面白い！

ガラス越しアリなワタナベ・カナコは綺羅星十字団の幹部の１人で頭取と名乗っており、第４隊「おとな銀行」の代表らしい。
「DARKER THAN BLACK」のアンバーもだが、ボンズのオリジナルアニメには金髪キャラが必ず出てくるなｗ
高校生で人妻ってどうなの？って思うけど、人妻だからこそ「おとな銀行」なんだろう。
詳しいことは次回、色々と明らかになりそう。

クラス委員のニチ・ケイトは綺羅星十字団第３隊「ブーゲンビリア」の代表らしい。
これでタクトは席の前後を綺羅星十字団に挟まれたことになる。
綺羅星十字団の表の姿が見え始めたので、学園生活でのタクトとのドラマにこれからも注目したい。

ゼロ時間でしか動かせないサイバディを通常時間で動かすことが綺羅星十字団の目的の１つであることがわかったが、真の目的はその先にあるのだろう。
四方の巫女の封印を全て解けば第１の目的は達成されるのかな？
タウバーンに勝った者が綺羅星十字団のリーダーになることが決まったので、綺羅星十字団はまず表でタクトに接触してくるだろう。

タクトは四方の巫女を、いや、ワコを守ることを「やりたいこととやるべきこと」だと導き出したので、綺羅星十字団とは対立し、これからも戦い続けていくのだろう。
スガタもサイバディとアプリポワゼできることが明らかとなり、その姿はタクトが「イッツアピーンチ！」になったときに見れるかもしれない。
キャラクターの立ち位置や綺羅星十字団の表裏が少しずつ見えてきたので、次はそのドラマに期待したい。

ドラマといえば、ラブコメで今後も面白くなりそうだと思える一面があった。
今回、スガタはゼロ時間へ行っていないのでそこでの出来事はわかっていない。
通常時間へ戻った時のワコの空腹は、ワコの機嫌が良くなったことも表していて、それはタクトの言った「巫女を守る」という言葉に心を奪われていたからである。
でも、ワコはスガタの許嫁でもあるので、これから三角関係へ発展する可能性は高い。

今回、スタッフはメカ作監：大塚健、作監：石井百合子とまずまずなメンバー。
アクションシーンで敵のサイバディが回りこんで蹴りかかってくるシーンは良かったなー。
タウバーンがゼロ時間へ入ってくるときに空間の壁を破りながら入ってくる様は、まるでエヴァのATフィールドをこじ開けるシーンのようだったｗ


▼次回、第3話 「おとな銀行」

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