[アニメ感想] ヨスガノソラ 第5話 「ヤミアキラカニ」
2010'11.02 (Tue)
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悠は学校で瑛に、彼女と一葉が腹違いの姉妹であることを打ち明けられた。だが瑛は父親に認知されておらず、これまでずっと一人で生きていたのだった。そんな深刻な真実を打ち明けつつも、笑顔を絶やさない瑛の明るさと強さに、悠は惹かれていく。その日の夜、悠は自分が瑛と子供のころに出会っていたこと、そして遊んでいる際、幼い瑛が母親のペンダントをなくしてしまったことを思い出した。幼い日に見た瑛の切ない表情を思い出した悠は、一緒にペンダントを探そうと彼女を誘う。瑛は「無理だよ」というが、「天女目をずっと笑顔でいさせてあげたい」という悠は、諦めずペンダントを探し続ける。その姿に心を打たれた瑛だが、その拍子に転んで悠もろとも泥まみれになってしまった。泥を落として着替えるために、神社に戻った2人。先に悠がお風呂に入っていたところ、瑛も風呂場に入ってきた。同じ湯船に漬かっているうちに気持ちが高まってきた2人は、互いを求め合うのだった。
秘密が光りに照らされるときは来るのだろうか
ヨスガの感想は3話ぶりかな…。
第3、4話と一葉ルートの話を描き、再び第2話の終わりに戻るというリセット方式を用いた展開をしていくことが前回でわかっり、そして今回からは瑛ルートへと繋がった。
2話分の記事が抜けてしまうけど、これはこれで丁度いいのかもしれない(マテ
瑛が秘密を共有したのは一葉とその親族以外ではおそらく悠が初めてで、これにより悠と瑛の仲が急速に進展したのは明らかだ。
さらに、以前にも出会ったことがあることを悠が覚えていてくれた喜びというのも、そのまま行動として出ている。
少し好意を持つ過程が急にも思えるけれど、たった2話しか費やせないことを考えるとこれぐらいが妥協点なのかもしれない。
一方で、悠は以前に瑛と出会った時のことを思い出し、それと同時に消息不明になっている母親の形見であるペンダントを失くしてしまったことも思い出し、少なからず責任を感じたのだろう。
また、窓の外にいる親子連れをどこか切なそうに見つめる瑛の表情が、ペンダントを失くした後に見せた表情を思い出させ、どうにかしたいと思い、行動に移った。
この辺りは決して主人公に好感を持てる行動ではないが、これが尺の少なさにも合っていて良いやり方だと思える。
あと、一葉ルートの時よりも展開が早く思えるのは、すでに一葉ルートで家族のことをやっているからで、その部分をカットできることは尺の少なさに対して有利に働いていると言えます。
これがリセット方式を用いる利点の1つなのでしょう。
今回の瑛ルートでは、普段は気楽で明るく振舞っている瑛の心の中に秘めている親族の問題に悠が首を突っ込み解決するという流れが見えている。
ペンダントは見つからなかったので、出生記録から調べるという方法を取るのだろうけど、1つ抜けていた出生記録帳は瑛の元にあったやつで、そこに瑛の出生の秘密が隠されているに違いない。
一葉ルートでは父親との関係に溝があったが、今回は母親(一葉の)の方に変わった格好となっている。
ただ、一葉ルートと違うのは第三者の勘違いではなく、実際に仲が悪いこと。
解決しなければならない大きな問題が2つもあるけど、頑張れハル。
今回は高橋監督コンテではなかったものの、それっぽい構図があったりとなかなか楽しめた。
過去パートで神社の階段を降りていく悠の目線で瑛の首から下が階段で見えなくなるカットは第4話の前半にも似た様なカットがあったし、他にも窓枠を利用したり、左右対称だったりと構図が綺麗に決まっている箇所がいくつかあった。
Cパートはまさかの麻雀ネタw
ダブル役満で上がれることがわかっていたのに、先に悠に上がられた初佳さんが可哀想になってくるw
エロい妄想も絶好調で、おそらく原作には無いスク水シチュで原作ファンにサービスサービス♪
次回で瑛編が終わるのかと思うとやっぱり短く思えるが、どういう結末を迎えるか楽しみだ。
▼次回、第6話 「アキラメナイヨ」
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