[マンガ感想] 大図書館の羊飼い the Little Lutra lutra (1)
2013'01.03 (Thu)
![]() | 大図書館の羊飼い the Little Lutra lutra (1) (カドカワコミックス・エース) (2012/12/22) 日下 皓 商品詳細を見る |
ブログ再開します。
まずは今日1年ぶりくらいに漫画買ったので、それをネタに感想書きます。
本作を読む前に、まずはゲームの体験版(もしくは製品版)をやることをオススメします。
本作は、1/25に発売されるオーガストのエロゲをコミカライズ化したもの。
注目する点は、ただコミカライズ化したのではなく、視点をメインヒロインのつぐみで描いている所。
オーガストのゲームには、主人公が居ない場面での話を補完するために、別のキャラに視点を移す「Another View」というシステムがあり、それに似たような描き方をしている。
何かを変えたいと思うつぐみと、何も変えたくない筧。
そんな2人の対比を原作とは違う視点で上手く描いている。
原作では筧がずっと読書ばかりしていてぶっきらぼうな奴というイメージが強かったけど、このマンガではつぐみが巻き込んでいく様が強調されていて、少しかわいそうに思えた。
逆に、つぐみは原作だと色々とちょっかい出してくるし少し鬱陶しいと思ったけど、マンガでは視点がつぐみになっていることで、つぐみが何をやりたいかが少しわかりやすくて良い印象を受けた。
ヒロイン視点だと、他のヒロインにあまりスポットが当たらないのが少し残念かな。
つぐみが好きな人にとっては良いことだろうけど、僕は小太刀が一番好きなので。
ストーリーはほとんど原作の体験版にあったものと同じ。
新規で追加になっているのは、猫を探す依頼と、筧が予知で高峰を助けたシーンくらいかな。
タイトルの後ろに付いている「the Little Lutra lutra」という言葉が気になって調べてみたところ、「小さなユーラシアカワウソ」という意味のようだ。
なぜこの言葉を付けたのかというのが引っかかるところだが、wikipediaに「2012年に、環境省より絶滅種に指定された。」と書かれているのが気になった。
鈴木さん的世界遺産=絶滅種?
このマンガを描いた日下皓さんはどこかで見かけた名前だと思ったら、「SHUFFLE!」のコミカライズをやってた方でした。
話をスマートに纏められていて、ゲームのコミカライズには慣れてる感じがしました。
今回の感想ではマンガのことにしか触れませんでしたが、原作の方も体験版をやった限りでは期待できそうだったので、発売が待ち遠しいです。
原作の方も感想を書くと思います。
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